Diary&Column/プレス

2006年05月29日

人から人へ伝わるもの

18歳のときから、仲良くしている友人と久しぶりの再会。
千葉に住む彼女と、私の自宅の中間地点である銀座で待ち合わせ。
銀ブラしてきました。

自宅を出る頃は、今にも泣き出しそうな空模様だったのに、
日曜日は歩行者天国になっている中央通りを歩き始めたとたん
気持ちのいい日差しが降り注ぎました。

濃さを増した緑が、都会の片隅でサワサワと揺れている。
すれ違う人たちの笑顔もキラキラ輝いている……。

やっぱり、5月はこうでなくちゃ!

最近、仕事に追いかけられる目まぐるしい日々を送っていたので
彼女との何気ない会話が保湿クリームみたいにすっと心に沁みました。
子育てに奮闘している彼女にとっても、よいリフレッシュになったのならいいけれど!

お互いの環境は変わっても、会えば昔と変わらず
好きなミュージシャンの話や、同級生の近況なんかで盛り上がれる。
こういう関係って、本当に貴重だなと思います。


そういえば彼女、このホームページもよくチェックしてくれる「ロウラー」でもあります。
熊本に住む妹さんも、気に入ってくださり、ちょくちょくお買い物してくださっているとか!
ありがたいことです、本当に。

お客様にも「友人にも勧めましたよ」なんて、よく言っていただくのですが、
「ロウラー」のネットワークって本当にすごい!
それが全国津々浦々に少しずつ広がっているのを、最近つとに感じます。

人から人へ。
伝わり、広がっていくことが嬉しくて仕方ありません。

18歳の時の私は、こんな風に仕事している自分を予想もできなかったけれど
ROUROUに携わって、たくさんの人に出会えていることが、今、すごく幸せです。

そんな“今”の風景に、長年の友が加わってくれていることを嬉しく思いながら
夕暮れの銀座を後にしたのでした。

2006年05月22日

天草への旅

1週間ほど、仕事で私の地元でもある熊本へ行っておりました。
天草という、有明海に浮かぶ島々の取材のためです。
(今は橋がかかり、熊本市内と陸続きになっているんですけどね!)

この地は海と肥沃な大地の恵みで、海産物、農産物が豊富。
何を食べてもおいしいのが魅力です。
特に魚は安くて新鮮で、ホテルの夕食には必ず
お刺身盛り合わせや、魚介類の炭火焼などが供されます。
手ごろな定食屋さんもあちこちにあって、魚好きなら大満足!
私も1年分くらい食べてきましたよ。

島の人たちはみんな優しくて、朗らか。
方言が優しく耳に響いて、ほんわり懐かしい気分になりました。
かなりのハードスケジュールだったにも関わらず、まったく疲れなかったのは、
海と人に癒されたからに違いありません。

じつは天草はマキの実父の出身地なのだそうです。
マキはまだ行ったことがないそうなので、ぜひルーツをめぐる旅をしてほしいな。
そして、ゆかりのない方たちにも、もっともっと興味を持ってもらいたいな。

そのためにも、いい記事を書かなくては!
がんばるぞー。

2006年05月12日

カンフーな女

こどもの頃は、大人になるということをこういう風に考えていました。

@お酒が飲める
A高いヒールの靴をかっこよく履きこなせる
Bひとりでどこへだって行ける

お酒なんて、水がわりにいくらでも飲めるようになるものだと
勝手に思っていたのに、実は飲めない体質だったと知った時は大ショック。
いつまでも大人になりきれないのは、この体質のせいもあるのかもしれません。

そして、高いヒールのシューズもいまだに苦手です。
ぐんぐん歩いて、バタバタ走り回って……という生活をしているせいか
ペッタンコの靴がラクチンで好きなのです。

だからカンフーシューズは大のお気に入り!
デニムの黒と、吉祥柄2種類の合計3足をゲットして、毎日のように履いています。
どこまでだって歩いていけそうで、ウキウキしちゃう。
デニムの白も買っちゃうおうかと狙っているところです。

カタログにも書いてありますが、ルームシューズや
ヨガなんかの習い事用としてもおすすめですよー。

高いヒールが苦手な方、一緒に「カンフーな女」しませんか?

ところで。
Bの「ひとりでどこへだって行ける」だけは、当たってたな、と思います。
子供のころは行けなかったところへ、どこへだって行けるんですもん。
大人って、やっぱり楽しいですよね!

2006年05月03日

季節のリレー

汗をかきかき衣替えをした翌日に、しまい忘れていたヒーターで
冷たくなった手先や足元を暖める……。
そんなゴールデンウィークを送っている高倉@東京在住です。

5月は不思議な季節。
遅い春?
早い夏?
季節と季節をつなぐ、名前のない季節なのかもしれないな。


そんなことを考えていたら、ふと、谷川俊太郎さんの「朝のリレー」という詩を思い出した。
小学生のころ、国語の授業で習って以来、心に刻まれている大好きな詩だ。
谷川さんは世界に朝が訪れるさまを、国から国、人から人への「朝のリレー」だと表現している。

朝が来るのは、国や地域によって違う。
時差があるわけだし、当たり前……なんて無粋なことはいわず、
こんなふうに詩的に伝えられるなんてすごいなあ。
11歳の私は単純に感激した。
詩人ってのは、普通の人が考えつかないことを言葉にする名人なんだと知ったのもその時。


数年前、本屋さんで「谷川俊太郎詩集」を見つけたときは、すぐさま買い求めた。
そして今日、久しぶりに本棚の奥から引っ張り出して、「朝のリレー」のページを開いてみた。
大人になった私は、やっぱり、なんだか、しみじみとこの詩の持つ力強さに圧倒された。

世界中で朝をつないでいくということは、
みんな平等に太陽の恵みをもらえるということ。
昨日とは違う、新しい1日を生きられるということ。

100枚の論文より、数行の詩のほうが、
人に何かを訴え、人の心を揺さぶることがある。
改めてそんな風に思えたのは、やっぱり私が大人になったからだろうか。


GWも残すところ、あと半分。
そしていまは春と夏をつなぐ、季節のリレーの真っ最中。
新しい季節は、すぐそこまで近づいている。