花言葉
スピッツの歌のなかに、「恋をすると花屋をのぞいたりしちゃう」みたいな歌詞がある。
それを聴いたとき、わかるなぁと思った。
キレイなものと出合うと、大好きな人と一緒に眺めたくなるものだし、
何より、花をもらって喜ばない人はいないと思うから。
その歌につられるように、先日、近所の花屋に入った。
菜の花、スミレ、スイトピー、チューリップ……。
色とりどりの春の花からこぼれる甘い香りで、店内は華やいでいる。
「ピンクでまとめてください!」とプレゼント用のブーケを作ってもらっている人、
「本当に手間はかかりませんか?」と店の人に何度も確認しながらサボテンを買う人。
花屋に寄った人たちが向かう先には、何かしらストーリーがあるような気がして、
それを想像しながら甘い香りに包まれている時間が、楽しくて私はスキ。
帰りしな、凛とした花びらと目が合い、マーガレットを一鉢買った。
ちゃんと手入れをすれば初夏まで花が咲きつづけるそう。
キッチンの片隅において、料理のたびに眺めている。
ちなみに花言葉は「心に秘めた愛」。
知らずに買ったけど、なんとも奥ゆかしい響き!
ますます大切に育てなくては、と思ふのだった。