Diary&Column/プレス

2005.8.10

父の旅立ち

この春、会社員をリタイアしたばかりの父が、
先日、中国・北京に留学の旅に出た。
大学に籍を置き、語学や歴史などを学ぶそうだ。
「いつか、行くからね」とは言っていたが、本当に実行するとは!
家族の誰も信じてなかったというか、「どうせ口だけでしょ?」と思っていたのに。

が、彼の決心は固かった。
ある日、「8月に行く!」と宣言し、着々と準備を始めたのだ。
(と、私は母に電話で聞かされた)。
長年、仕事の合間に中国語講座に通っていたので
語学の基礎はそこそこ身についていると思うけれど、
娘としては、ちょっと心配……。

だけど、それと同じくらいに「さすがお父さん!」と尊敬する気持ちもある。
だって、孫と遊んだり、旅行に行ったり、悠々自適に暮らすことだってできるのに
わざわざハードな道を進むんですもの!
(手前味噌な話ですみません。笑)

旅立ち前日の晩、「時間ができたら遊びにおいで!」と楽しそうに電話で話していた父。
降り立った北京の町は、彼にどう映ったのだろう。
新しい環境のなか、期待と不安のミックス気分を味わっているのかな。

「がんばれ!」
父の旅立ちに東京からエールを送りたい。

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