眼鏡をかけて振り返れ
2008年もあと僅か、何をもってこの一年を振り返るかであるが、私の場合は
毎年12月初旬にベスト本10冊、大晦日くらいにベスト邦画5本を決めることで
一年のまとめとしている。ま、それは自分のブログでやっているので良しとして、
この場を借りて何をするかっつうと「眼鏡男子オブザイヤー」を決めたい。
必要か?それ本当に必要か?と自問しながら見切り発車、完全に趣味に走ることをお許し下さい。
☆湯川学先生
福山雅治のアレですね。
東野圭吾原作のガリレオシリーズに登場する湯川学・帝都大学理工学部物理学科准教授。
当初は佐野史郎をイメージして書かれたらしく、そのせいなのかわからんが
眼鏡助教授(当時)大好物のわたくしですら全く萌えるところのなかったガリレオ先生である。
しかし福山雅治が演じるとこれが絶品!
福山君って確かにかっちょいいけど別に...だったはずが、湯川先生は別!
映画『容疑者Xの献身』も大画面の湯川先生を拝みたくてつい観に行ってしまった。
それなりに年を重ねてやや枯れた感もある福山君ではあるが、
そんなところすらも美点にするかの如くふちなしフレームの眼鏡が大層お似合い。実に面白い。
☆湯浅誠
湯浅卓(も眼鏡かけてるけど)ではありません、念の為。
初めて湯浅さんをテレビで見たのは多分ネットカフェ難民だったかのドキュメンタリー番組だと思う。
貧困者支援活動などを行っている反貧困ネットワーク事務局長である彼は、
一見細面の穏やかなインテリ風なのに、クラシカルな銀縁眼鏡の奥の目が
世の中の状況に対して静かに憤っているようだった。
決して声を荒げることはないけれど、しかして強く説得力をもって語る口調に引き込まれた。
昨今のワーキングプアや派遣切りの問題等について話す姿を今もよく目にするが、
朝生のような番組でも怒っていたとしても冷静な態度を崩さない。
『反貧困 −「すべり台社会」からの脱出』(岩波新書)は今年、大佛次郎論壇賞を受賞した。
最早他人事とは言えない現在の貧困の仕組みがよくわかるので読むといいよ。
☆マシ・オカ
ドラマ『HEROES』のヒロ・ナカムラ役を演じた彼は、IQがめっさ高いのにキュートなのが魅力だと思う。
冷たくなりがちな銀縁眼鏡も彼がかけると愛嬌があって、でもちょっぴりオタクな匂いもするみたいな、
出せそうで出せない空気がイイ。
生真面目な顔で言うジョークが例えくだらないことでもクレバーな感じがするのはマシ・オカだから...。
ああゆう丸顔は全く好みではないのに、甲高い声も含めてすっかりヤラれてしまった。
☆おまけ(二次元男子):寺山杜三
『本屋の森のあかり』(磯谷友紀・講談社)に出てくる本屋の副店長。
東大卒35歳、1日10冊本を読む男。
さわりは優しいんだけど、その実簡単には人を寄せ付けないところがあってそこがグッド。
現実離れしており、とにかく本ばっかり読んでいるのが理想的!
以上。嗚呼堪能した。
しかし忙しいのにワタシは何の役にも立たないことをアツく語って一体どうしようと言うんだ、
と一応反省しつつ、一年の締めと致します。
今年も不定期なおさる式を読んで下さった皆様、本当に有難う御座いました。
ではよいお年を。