Diary&Column/おさる式茶藝館

2007年07月29日

「さらば我が家と言おう」...実録!引越しおさる

本がどうにも収納できなくなったので、引越しすることにした。
なんつってそれはちょっと大袈裟だけどね☆
でもひとつ部屋が増えるのでこれで少しは本も片付くってものでしょう。
今は引越しに向けていろいろ大変な毎日だ。
もう一生ここから動かないと思っていたのに...
まあ生きてるといろんなことがあるものだ。

まずはいるものといらないものの整理をしようと、手紙や書類などに手をつける。
PC環境が今ほど快適でなかった頃、友人とはよくファックスでやりとりをしていて、
当時のファックスが山の様に残っている。うっかり読みふける。お、おもしろい!
特に書店員時代の友人たちはオタク臭の漂う人々が多かったので、
濃ゆくて饒舌なファックスにしばし没頭...って、いかんいかんこれでは全く進まない。
ええい、とりあえず全部キープだ。
そうこうしているうちに、ネタ帖のようなものを大量にみつける。うっかり読みふける。お、おもしろい!
その時その時のほとばしる感情が、自分でも忘れていたアツイ思いが、
文学少女にありがちな鬱陶しくて回りくどい表現を以って書き連ねてある。いててててて。
読んでいると時々男子ネタにも遭遇するのだが、誰のことなんだか皆目検討がつかないこともある。
この王子は一体誰...?記憶の森ですっかり迷子です。
色々痛くなったところで、こんなことしてる場合ではなーい!と我にかえって、
ネタ帖はとりあえず全部キープで片付けへ戻る。そこへ現れるいにしえの交換日記。
うっかり読みふける...といった按配の一歩も進まぬエンドレス。
これじゃあ全く終わる気がしねえ。しかもまだ何も捨てられてねえ。

そんな感じの状態が一週間ほど続いておりまして、実はもう明日に引越し期日が迫っている次第です。
こうしてパソコンに向かっておさる式に愚痴ともぼやきともわからぬ駄文を綴っているのは
完全に逃避ですわ。いまここにある山積み作業から少しでも目を逸らしたい..。
こんなことしてても後で自分が大変なだけなのに、嗚呼人間て弱い生き物ね。
しかもこの作業には案外な寂寥感がつきまとい、なんだかせつなくなっちゃうの。
この家は狭いけどそれなりに凝ってリフォームして、あちこち思い入れもあって結構好きだったのにな。
まあ出て行くって決めたのは自分だけど、やっぱり寂しいものである。
引越し+寂しいというワードがきっかけで、さだまさし(よりによってさだまさし…)の「転宅」という歌を
100年ぶりくらいに思い出した。
親父が人生で負けて家族で住んでた大きな家を出て行くので背中まるめて荷造りして
イヤな思い出は残していこうとお母さんが言って人生は潮の満ち引きがどうのこうの、というくらーい歌。
これを口ずさみながら荷造りしてたらなんとなく自分まで負けて夜逃げの気分になったのだが、
いや俺は別に負けてはないんだった!と気を取り直してまた頑張る所存です。