「ゆっくり、きちんと」...スローなウッキーにしてくれ☆
昨年末、2006年の邦画ベスト10とか呑気にまとめていたら久しぶりに肺に穴があいたりなんかして、
もうダメだ...と力なく浅い息をしているうちにあっという間に2007年があけちゃって、
んじゃあそろそろ穴もふさがったことだし今年の目標でもたてますかとゆるゆる考えてはいたのだが
たいした事も考えつかないまま月日は巡り、早や立春になりにけり。嗚呼。
時の流れがあまりに早すぎる...と風間杜夫版・会津藩主松平容保(86年日テレ年末時代劇『白虎隊』より)
で呟いてみるも、これって20年前のドラマなのネっつうことにまたまた愕然とし、
時の流れがまったくもって早すぎる!と改めて逆ギレ気味に思うのであった。
(BGM:『愛しき日々』by堀内孝雄)
などと色々あったようなないような怒涛の年末年始を乗り越えた今思うのは、
ちいちゃいと言われてもいいから、今年はとにかく丁寧に暮らそうと言うこと。
坂村真民が書いた、素朴でストレートにうったえかける詩『二度とない人生だから』を読み、
普通のことを普通にやるっつう案外な難しさと、
だからこその大事さ&尊さなんかを今更ながら噛み締めている。
例えばこんな一節がある。
「二度とない人生だから/一ぺんでも多く便りをしよう/返事は必ず書くことにしよう」。
普通じゃん、と思うね。しかし出来ているのかと問われれば、これが意外に出来ていない私だ。
忙しさにかまけて(なんつって実はそれほど忙しいわけでもなくただ忙しがってるだけなのだろうが)、
便りを書いたり返事をしたりと言ったことをつい後回しにしている。
そうこうしているうちに、もう永遠に会えなくなってしまう人もリアルに出てくる年頃になってしまった。
返事を出せなかった手紙を握り締めて後悔はしたくないものだ。
当たり前のことをひとつひとつ、きちんとやり遂げて、身の丈にあった暮らしをしようと思う。
宮沢賢治の『雨ニモ負ケズ』ほど品行方正にはいかないけれど、
河島英五の『時代おくれ』にもちょっと涙が出ちゃうくらいに理想を感じる。
ま、これは男子がかくありたいっつう歌なんだがね。
そして“マイクがきたなら微笑んで十八番をひとつ歌うだけ”って部分が
いっとうハードル高いかもしんまいけどね。
時代遅れと言われるくらいストイックに、謙虚に、そして黙っていてもあったかい、
ちょっとわしが書くとしゃらくさくなるのは否めないけれども、そういう者にわたしはなりたい。