Diary&Column/おさる式茶藝館

2006年02月08日

「吉祥バッガー」...重い荷物もまた楽し

また買うか。買うのんか。
かわゆらしい袋ものを発見してしまった時、自分で自分に問いかけながらも
既に心の中の“カートに入れる”ボタンを連打&連打しているおさるです。
随分前にこのコラムで布袋偏愛主義について書かせて頂いたが、
相変わらず袋バッグへの愛着っつうか執着っつうかが著しい。のでもう一回書いちゃうよ。

私は何故だか、いつも荷物が多い。
小洒落たハンドバッグ程度のものでは心細くて何処にも行かれない。
不慮の事態に常に備えているのか小心者なのか、
これ本当に今必要?と疑問を抱くような物品もつい持ち歩いてしまう。
荷物を重くする一番の原因は書籍だっつうことは承知しているが、
活字ジャンキーにとって本無しで外出するのは死活問題なので、いくら重くても仕方あるまい。
例えばその本が読みかけで、行きの電車で読み終わっちゃうかも的な時には、
念のためもう一冊用意することになる。見通し甘くて読み物がなくなる苦痛よりは重さを取る。
それがジャンキー...んな感じでなんだかんだと増える荷物をひとつにまとめられず、
大抵布製のバッグをサブとして持つことになる。よって布バッグは必要不可欠なものなのであります。

と理由をつけてはのべつまくなし袋ものに手を出しているようにも見えるが、
購入に至るまでには自分なりの“買い”ハードルを一応設定してたりする。
最近は若干ではあるが“着物に似合えば尚良し”という絞り込みをしている。
ばりっばりの和柄でなくともそこはかとなく日本の香りがし、きりっとしているけれどキメ過ぎず、
粋な空気を醸し出せたら言う事なし。また、着物を着るのはたいてい歌舞伎を観に行く時なので、
布バッグには見た目だけじゃなく収納力も欲しいところだ。
なんとなれば、歌舞伎鑑賞時ってこれまた荷物が多くなるのね。
オペラグラスにお茶、お弁当、眠気対策用すっとする飴ちゃん、手拭いやら筋書きやら...
着物に合って物が入る、このポイントを軽くK点越えしたのが
ROUROU製吉祥柄トートバッグでございます。
更に、お馴染み“菊ついてたら何でも買うぜ”な菊バカ(わたくしです)をあっさり落とす菊唐草文様。
秒殺ですわ。
早速一月の国立劇場でデビュー、着物との相性の良さを見せつけた次第である。
やや持ち手が華奢なのでペットボトルのお茶を入れるならば300mlサイズにしておくのがよかろう。
偉そうな割にはちまちましとるワンポイントアドバイスも繰り出してみた。
吉祥柄トートバッグはこの先シリーズ化されるのかな。
色違いで菊唐草文様がどんどん出たらどうしよう。着物の色に合わせて換えるか。
成田屋さんの時には牡丹を持つというのも妙案だな。うふうふ。
うーん、やっぱり”買い”のハードルは低くなる一方だ。