「睦月スケッチ」...出遅れましたが今年も宜しく
会社と言ふ所はすべからく、新年の仕事初めに女子が振袖なんか着て出勤するものだと思っていた。
なので新人の時、「初出勤はやっぱり皆さん着物なんすかねー?」と無邪気に聞いてみたのだが、
くわえ煙草でPCに向かいスゴイ勢いで仕事をしていた先輩(女子)に
「振袖でデバッグ(注:プログラムの誤りを取り除くことです)やって楽しいか」と言い放たれた。
さ、左様でござるか。薄々思ってはいたけれど、従業員ばっかし多い割には地味〜な理系会社に
そんな慣習はなかったか...ばっさり斬られた新人ちゃんであった。
それから何度か転職したものの、現在に至るまで新年に女子が振袖着てくる会社にいたことはない。
よくニュースで見たあの風景は、どこいらへんで展開されているのでしょうか。ちょっと知りたいです。
さて2006年の幕開け、今年は初めて福袋というものを買った。すみません、ROUROUのじゃなくて。
だって私ってえ、根性ナシじゃないですかあ。早起きとか並ぶとか、苦手じゃないですかあ。
知るか。と言いたくなる口調で訳を述べてみた。
ま、そういった理由で毎年人気度及び入手困難度ランクAの福袋は買えないのね。仕方ないね。
と諦めていたのだが、某所某店にて五日くらいに何故かまだあった福袋。それを購入したわけだ。
売れ残り?と思わずに、残っていたことがまずラッキー!と考えよう。
そのラッキーを含めての福袋ってことで。
いやー買ってみたら福袋の楽しさが飲み込めたような気がします。
今は中を見せてくれるところも多いらしいが(私が買ったのもそのくち)、
なかみが判明していてもあの高揚はプライスレス。皆の衆が頑張って並ぶのも理解できるな。
来年もこんな感じで、残り物には福がある的な福袋を狙おうと今から決意しとくわ。
あくまでも早起きはしないで手に入れようとするのが清々しいわたくしである。
そんな年初めの風景をだらだらと書いてるうちにもう一月も半ば。嗚呼今年も後手後手にまわるのか。
しかし咀嚼に時間をかけると消化が良いに違いない。
ひとつひとつの出来事をスルーせずにじっくりと味わってみる。
それが丁寧に生きるってことではないかしら。このへんいくらかこじつけではあるが、
わたくしにとって三十代最後のこの一年を、今までの倍くらいの濃度でゆっくりたっぷり粘るが如く、
そう襲名したばっかりの藤十郎はんのような粘りを以って、過していきたい所存だ。
なんつってイタチの最後っ屁って感じもするが。2006年第一回の締めが屁ってのもなあ。今年もダメか。