Diary&Column/おさる式茶藝館

2005年11月29日

「飲んで候」...アンド酔って候

川島なお美の血がワインで出来ているのなら、それすらも貪欲に飲んでみたい。
そんな事を一年に一度思う、ボジョレー・ヌーボー解禁日。
ちょっと前の話になってしまいましたが、今年も味わってまいりました。
ここ数年、友人の勤める国立のフレンチレストランにお邪魔しては、
瀟洒な洋館が醸し出す小金持ちな空気にやや相応しくないお話もこっそり繰り広げつつ、
ただひたすらに喰らい飲むというワイルド&リッチな活動をしている。
今年のボジョレーは...そう、奇跡の年と言われるだけあって
口当たりは絹のように上品で滑らか、まるで雨上がりの森に居るかのような深い味わい...
って何だ。それはどんな味だ。一度使ってみたかっただけですわこのフレーズ。
正直アルコールったら何を飲んでも美味いと思うのよね。
だからはっきり言って去年と比べて今年はどうだとかほんと全然わかんない。
しいて言うならば今年のは、しまった飴ちゃんを舐めながらワイン飲んじゃった!みたいな甘さ、
って言ったらわかるかな。そんな表現はどうでしょう田崎さん。
ややセレブ気分のこんな飲み方は年に一度の贅沢ってところがイイのかも。
普段はなお美よりもなぎらを先輩と呼びたい酒飲みである。
さくら水産で、いかに飲んで食べて一人2000円でお釣りを貰うかに情熱をかけたり。
どこで飲んでも気の合う仲間と一緒ならば何でも美味いのだー。

ところで、飲み会の席でわたくしに絶対言ってはいかん言葉がある。
それは「部長にお酌して」。(部長の所は社長でも次長でも課長でも可)
会社の飲み会限定のワード故、普段一緒に飲む友人達が使って
わしを怒らせる危険はないと思うがね。
これを、中途半端に野心のある若造に“俺今さりげなく気配り遂行中”みたいに
こそっと言われるとわたくし、かっちーーーんときてぷっちーーーんときれてしまうのだよ。
これはねー、暗にわたくしに“気がきかねえ女だな”って言ってるのと同じことよ。
「俺にお酌して」なら可愛い。許そう。祇園の芸妓バージョンで酌のひとつもしよう。
しかし何故にお前に指図されて部長に酌をせなあかんのじゃ。
ていうかお前が自分でしろ。ていうか部長がわしにしろ。
ていうかていうかていうか….の嵐の中、あまりの怒りに返事もせずに(←大変失礼よ)
部長にお酌したわたくしであった。結局してるけど。大人だからさ。
こんな失言をかました男子は今の会社にきてから3人いる。
結構粘着質なので絶対忘れんよ、わしは。
あっいかん、美味しいお酒の話のハズがなんだか恨み節みたいになってしまった。
全国の野心ある若造は、部長だけじゃなく派遣の女子にも気配りをしようね、
ってまとめで。えーいもう一杯飲んじゃおう(深夜一人酒実行中)。

2005年11月14日

「菊をめでる」...そのうち梅をも

ROUROU初参加・東京コレクションのご成功おめでとう御座います。
ショーの写真やスタッフやモデルの皆さん、行かれた方々のコメント等を拝見しますと
その大盛況ぶりが確かに伝わってくるようです。
...あれ?おさるはショーに行かなかったの?
そう、ROUROU専属もしくはコバンザメ・ライター?としてはいちはやく駆けつけ
詳細なレポートをお届けしなければいかんとこではあるが、
今回もショーを見に行く事叶わず。
メンボクないっすとちいちゃくなりながら、
東コレを終え心地よいやり遂げた感漂うROUROU付近とはいささか違ったテンションで
マイペースに進んでいくおさる式であった。あしからず。

その日何をしていたかっつうと新橋演舞場にて『児雷也豪傑譚話』を鑑賞してましたの。
若い頃、恋愛よりも女子との友情を優先し続けたが為に?暗い青春を送ったわたくし。
遅まきながら今になって友情よりも男をとってみたがシアワセは来るのだろうか。
ま、うつつを抜かしていると言っても相手が雲上人のやうな歌舞伎役者であります故
地に足がついてないといいますかリアリティがないといいますか
これでいいんかいって話ではあるが、人生楽しいのでオールオッケーとしよう。
おたふく風邪や風疹は年をとってからかかると重く治りにくいってほんとだな。

しかし『児雷也』は、客観的に判断してもかなり楽しめる芝居だと思うので
歌舞伎ってどうよ?と二の足を踏んで踏み続けている貴兄にもお薦め。
途中ちょっと寝たくらいじゃあ見失う事もない程に分かり易いストーリーと、
見た目も直球で麗しいヒーローが、歌舞伎=ムツカシイあるよの垣根を
まずあっさり壊してくれることでしょう。
見どころは、案外全篇見どころだらけなのだが、あえて挙げるとするならば
蛇&蝦蟇&蛞蝓のスペクタクル三すくみ、
観たら10年は寿命が延びそうな神々しくも美しい菊之助の宙乗り、
三階さんマニアでなくとも大興奮鼻血必須の大詰め立ち回り、
爆笑と脱力の狭間を彷徨う時事ネタ&ギャグ満載のお笑い場面もあれば
きっちりと歌舞伎の様式美を堪能できる場もあって飽きませぬ。
児雷也が見せてくれる約四時間の長い夢は、
劇場を出た後もわしらを愛と勇気で満たしてくれるようだよ。

そんなわけで今月は菊強化月間。
いつもよりも多目で菊柄をそこここにあしらって気持ちも盛り上げております。
菊柄だったら何でも買うぜっつう気骨で色んなチェックも怠りないです。
服だのバッグだの手ぬぐいだの靴だの、もうなんだかんだと。
菊之助はこの先襲名しても多分“菊五郎”だろうし、
また菊だから安心してしばらく菊尽くしなライフを送れるなーって思うが故の菊柄集め。
しかし最近、そういえば“梅幸”って線もアリか...?(おじいさんが梅幸だから☆)
とふと思って、これからは梅幸も視野に入れて梅モノも可とすることにした。
ですので梅柄のショー限定カットソーも、壮大な梅幸計画のとっかかりとしては
ステキ!ほすい!イイネ!とクリッククリック!!
...あれ、ネットではもう売り切れてました。
しばらく菊だからいいやい←負け惜しみ