Diary&Column/おさる式茶藝館

2004年03月21日

「魁!淑女塾」...Never call me おばちゃん

加齢によるガンコさは中高年によく見られるところであるが
そんな他者のガンコさ、かたくなぶりを目の当りにする度
わたくしも気を付けなあかんなあと肝に銘じる昨今だ。
長く生きているとそれなりに世を渡る知恵やスキルが自然と身につき
ものしりさんにもなろうが、そのせいかいばりんぼう将軍化するのもまた事実で。
人の話に全く耳を貸さず、自分話をまくしたてるねえさん方にはもう辟易。
俺の俺の俺の話を聞け〜!とタイガー&ドラゴン(byクレイジーケンバンド)を
こっそり口ずさむしかないのねん。

反面教師には事欠かないので、今日はひとつ
こんな大人になりたいなあとお手本にしたくなる淑女について。
会社で同じフロアにいるマダムは、もう立派に成人されたお子がいてはる大人だが
そうは全然見えないほどに滅法かわゆらしい。
元々素晴らしく美人で恵まれたお顔立ち、しかしただ綺麗っつうだけではない
深みのある魅力的な笑顔にヤラれている男子多数。
きちんと大人な上であのかわゆらしさをキープしている秘密を知りたくて
隙あらば彼女にご一緒させて頂きインタビューなど執拗に試みております。
観察の結果わかってきたのは、自分を律することの大切さであるな。
彼女は、自分がこうありたいという姿を常に意識して決して手を抜かない。
例えばいつも姿勢を良くしているとか、なるべく階段を使うとかね。
あと、警備員さんや掃除の人にも「ご苦労様です」の一声をかけたり
洗面台を使った後はちゃんと拭くとか会話の折には聞き上手になるとか
んもうバカだから気付いた事を端から並べて書いちゃうけれども
それに普通のことじゃん!って言われるかもしれないけれども
案外そーゆう普通のことを人ってないがしろにしちゃうもんなのだよ。
その小さな普通が出来るか出来ないかで大きな差が生じるわけやね….
そしてひとつの手抜きが徐々に人間を粗忽にし、
ひいては大音量オレ話へと繋がっていく気がするのである。くわばらくわばら。

“負の遺産”の存在は人を反省させるけれども
そればかり見せられても気が滅入るし、もしくはあれよりは自分てマシだよなって
変な安心感を持ったり油断しちゃったりするので、
真似したくなるような人に沢山出会いたいな。
それでもって自分もいつか小娘どもから目標とされる人になれたら本望です。
てなことを書きながら小腹減ったーなんてつい間食をしてしまい、はたと気付く
全然自分を律することが出来ていない真夜中の駄目サル一匹。嗚呼。

2004年03月08日

「さよならだけが人生だ」...なんて言わずにまた会おう

春なのに、というか春だからか、お別れが多いのである。
だから春はキライなんだ…..と嘆いても毎年春はやってくる。
会社で私が密かにではなく、あからさまに心を寄せていたカッキー(仮名)が
別の部署へ異動になった。
ま、いくら好きだと言ってはみても全然脈はなかったのだが(当たり前だ)
長期戦に持ち込めば少しは情も移ろう、
これからが勝負だと思っていた矢先の異動である。よよよよ。
神さまわたくしがお嫌いですか….と絶望的な気持ちになりながら、
余りにも短い命であった最後の恋(多分)をみとった二月の終りでありました。
もう今後は男子にうつつを抜かすまい。私は尼寺に行くんだ。

と、悲しみに打ちひしがれつつ街をうろうろしてみると
世の中は既にすっかり春の装いであることを知る。
ストイックな尼気分に水を指すような綺麗な色の春のお洋服が
次々と声をかけてくるではあーりませんか。
わっちを着てみておくれやす、きっとぬしさんにお似合いでありんすわいなあ、
となぜかいい加減な廓言葉で話し掛けてくる気が。
うーん、どよよんとしている場合ではないぞ。
明るく綺麗な色をまとって、心機一転新たな決意で人生やり直そうではないの。
って別段しくじった訳でもないのだが、そんな気合で散財しようそうしよう、と
いつの間にか浮かれぽんちになっている。女子って案外簡単なのな。

そんなわけで来週の送別会に備えて、何か春色の服が欲しいね。
いつまでもくすんでいては女がすたる。
別れの涙もテンション上げる用の新しい服も、
全て自分だけの為の、あくまでも自分本位な、どこまでも自分勝手な女だが
今度こそ笑って彼を送り出そうと思う。

時を同じくしてROUROUからゆぅさんが去った。
ちょっぴり辛口なトークでわしらを大いに笑かしてくれる反面、情に厚く、
細やかな心遣いと常に気を配る接客がプロフェッショナルで
わしらはいつも安心して買物ができたものである。
生きていくことは出会いと別れの繰り返しではありますが、別れに際して
この出会いが無駄ではなかったと思える様、人と接したいものだ。
ROUROUにとってもゆぅさんにとっても、共に過ごした時間が良きものであり
離れても互いに幸せな花を咲かせる事が出来ますように。
お世話になったゆぅさんに労いと感謝の言葉を贈りたい。

それが、二月最後の出来事だ(「北の国から」純風に)。