「デートしたくなるワンピース」...恋に落ちたらROUROUを着よう
彼女はいつだって好きな人が1ダースはいて、常に恋におちている恋愛至上主義だ。
その対象は老若男女、生きていようが歴史上の人物であろうが本の中の人だろうが
気に入ってしまえばお構いなし。ただ愛のみが彼女を動かす。
最近星占いでも金運しかチェックしなくなったわたくしとしては、
彼女の恋愛体質を半ば呆れつつも羨ましく思いながら見守っておる次第だ。
流石の彼女も結婚してからは恋愛沙汰から足を洗ったかに見えた。
一応人妻ではあるし(そんな言葉には何の意味もないんだけどねホントは)、
加えて今の職場には体育会系爽やか青年や育ちの良さげなボンはいるが
彼女好みのアーティストな匂いがする男子は品薄らしい。
“所詮この業界は私の美意識についてこられない”と悟りの境地であった。
これでやっと大人しくなると思っていたがしかし。歴史は繰り返す。
実は彼女の職場は異動が多く、どうやら登場したらしいのだ運命の男が。
一体ヤツの人生には“うんめいの”って形容詞がどれほどのもんなのか。
ひとやまいくらで売ってそうな安さだ。
だが本人はいたって大真面目、今回は洒落になんないのよとため息をつく。
昔好きで好きででもどーにもならんかった男子に瓜二つだと言う。
あまりにも似ていたので初め何かの企みかと思ったそうだ。何の企みだよ。
その酷似ぶりに彼から目が離せず、ちっとも仕事にならないと嘆く彼女は
それでも幸せそうである。幸せそうだけど、本当に洒落にならないのか
今回に限って彼女は何も行動を起こさない。
“キレイすぎてフリーズしちゃう”とか何とか言ってるけれども
どーにもならんかった男子が残したトラウマのせいだろうと踏んでいるので、
貴様らしくないぞ!いてまえ!とたきつけて良いものかどうか悩むところです。
いったい、人って何を理由に人を好きになるのかな。
好きだった誰かに似ているってことだけで好きになる理由になるのかな。
“好き”の根本まで見つめてしまう程に珍しく考え込む彼女ではあるが
最近出たROUROUのバルーンワンピースを見たらどうしても欲しくなり、
彼とのデーティングが決まったらこの服を買おう!絶対買おう!と決心していた。
やっぱりする気なのかデーティング…
というわけでもしもバルーンワンピースを着ている彼女を見かけたら、
良かったねオメデトウ!って言ってあげてね。