Diary&Column/ボス

2006年05月30日

帰りました!

香港から入り、中国の南から北までを駆け足で見てきましたが、
いやー、ひと口に「中国」と言っても、広いですね、やっぱり。
土地土地によって、言葉はもちろん、気候も人柄も食べ物も
違うんですから。

そしてまた、今回の出張は邱永漢先生と一緒だったので、
いろいろ経営者が普段から心がけなきゃいけない事などを、
教わってきました。
邱先生の器や頭の中も中国大陸のように広くて、専門分野が
驚くほど多岐にわたるんですよね。

奥義のようなハナシもいくつかして頂いたのですが、
その他にも
「世の中に必要とされる商売を心がけないといけない」とか
「世間の人に喜んでもらう商品やサービスを心がけないといけない」とか
一見、当たり前に聞こえるような事も教えてもらいました。
当たり前の事ほど、奥が深くてなかなか実践できない奥義なのかも
しれませんね。

ところで温州というところで食べた、山桃、すごーく美味しいんです。
温州と言えばミカンのイメージがありますが、なんとこんな隠れた
名物があったとは、知りませんでした。
品の良い甘さとすっぱさが、やみつきなんです!
食べたことある人いますか?

2006年05月23日

失敗電話と中国出張

ROUROUにはいろんな営業電話がかかってきます。
最近は更に輪をかけてかかってきている気がします。
多い日には10分に1本くらい。
通常の業務電話よりも多いくらいです。

売込みをしたい気持ちも分かりますし、僕もサラリーマン時代に
飛び込み営業をやっていた経験もあるので、売り込む側の気持ちも
分かりますし、見込み客に冷たくされる辛さも分かります。
ですから、出来るだけ優しく丁寧に対応をしていたんですが、
最近では何を売りたいのか、何の会社なのかよく分からない会社から
頻繁に電話がかかってきます。

たとえば、
営業:「あっ、加藤ですけど、社長いますか?」
僕 :「ハイ、私ですが」(あれ、知り合いかな?)
営業:「お世話になります。御社担当の加藤です」(かなり親しげ)
僕 :(んんん...?この人しらないかも)
営業:「営業のご挨拶に行ってもいいですか?」
僕 :「何の営業ですか?」(おい、いきなりかよ)
営業:「新商品のキャンペーンについてです」
僕 :「何の新商品ですか?」(忙しいのに困ったな)
営業:「御社が得する商品です」
僕 : ・・・
営業:「商品を持参し、今からお伺いして説明します」

ほんと、こんな感じの電話が10分に1本くらいかかってくるんです。
どこかの台帳リストにウチの会社が「いける!甘い」とでも
書いてあるんですかね。困ったものです。

そんな電話が、超忙しい時間に今日もかかってきて、
受話器の向こうでモジモジしながら質問ばかりをして、
なかなか用件を言わないので、普段のストレス発散とばかりに、
「何のご用件ですか?」「名前を名乗らず失礼じゃないですか?」
って言ってしまったんです。
ところが、その電話は彼女の誕生日にプレゼントを探していた
男性のお客様だと発覚!!(゚□゚;)ガーン
今日昼頃、ROUROUアトリエに電話をかけていただいたお客様、
大変失礼致しました。
本当に本当に申し訳ございませんでした!!!
いつも丁寧に答えているのに、今日に限って大失敗をしてしまいました。


さて、明日から邱永漢先生と一緒に、1週間中国出張に行ってきます。
香港から入り、深センに行き、ソコから温州に飛び、そのあと北京。
中国のミラノと呼ばれる温州が今回の出張のメインです。
短い旅程ですが、中身の濃い出張になりそうです。

邱永漢先生は、最近僕がビジネスについていろいろ教わっている、
直木賞作家の事業家です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%82%B1%E6%B0%B8%E6%BC%A2

2006年05月21日

デザインが出来るまで

今日はどのようにプリントの図案が出来るかを紹介したいと
思います。

アパレル会社の中には、プリントやテキスタイル、刺繍なんかの
図案は別会社に外注しちゃうところも多いんですよね。
専門の知識が必要だし、何よりもめんどくさいですからね。
社内でやったとしても、メインのデザイナーがプリントや
テキスタイルのデザインまでをやることは、結構稀です。
ROUROUのプリントモノやオリジナルのテキスタイルを
使ったモノが人気なのは、服からプリントデザイン、
テキスタイルまでのすべてを、お客さん一人ひとりの顔を
知っている、一人のデザイナーがやっているから、というのも
関係しているんじゃないかな、と思います。

まず、MAKIがいろんな本を見て図案を考えます。
1000年前とか、新しいモノでも100年前の古典柄なんかを見て
影響されることが多いようです。
最近では、実際に中国なんかに行って、古代建築の建物を見て、
そこにある床や廊下の手すり、ドアの飾りなんかにインスパイア
される事もあります。
(彼女のかばんの中には、いつもスケッチブックが入っています)
その他に、ヨーロッパの絵画や壁紙のデザインなんかに
ヒントを得ることも結構あります。
古いものでも、現代まで大切にされて残っているモノは
いいものが多いんですよね。

でも、それをそのまま使ったんでは古臭いし、やっぱりなんだか
野暮ったいし、まるで面白くないので、組み合わせを変えてみたり、
モチーフをわざとユニークに崩したり、配色をPOPアートみたいに
してみたり、様々なROUROUエッセンスを加えて、ラフのイラストに
していきます。
不思議と、MAKIが描くと、最初のヒントとなったモチーフと
まったく違うものになっちゃうんですよね。

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▲左はMAKIが描いたラフ画。
真ん中は僕がそれをもとに配色シュミレーションしたもの。
下は出来上がった商品。
たまにはモノづくりのこんなハナシ、どうですか?

2006年05月16日

秋冬コレクションのショーについて

MAKIの日記みましたか?
あるプロジェクトのロケハンに、横浜から電車で3時間ほどの、遠くの山に行ってきたのですが、
いやー、気持ちよかったー!!!
今回のプロジェクトと手伝ってもらっている、ギャラリーエフのメンバー達と
MAKIが映っているこの写真、よーく見ると小さな紫色の花に囲まれていませんか?
これ、すべて山藤の花なんです。
藤のツタが絡みついた木々の長いトンネルを抜け、ロケ予定地に行きました。
僕はこれまで知らなかったんですが、藤の花って本当にいい匂いですね。
一つ一つの花から出る匂いは強くないのですが、たくさん咲いている
ところを通りかかると、淡くて甘い香りがあたり一面にするんです。
誰のために咲いているのか、その姿も色も匂いも本当にキレイでした。
藤の花の香りや、川のせせらぎのお陰で心も体も心底癒された気がします。
↓匂ってきそうでしょ?
*風にゆれる山藤の花

↓川の音って落ち着きますよね
*近くの渓流のせせらぎ

(※ファイルを再生するには専用のドライバ=QuickTimeプレイヤーが必要です)

さて、この日記のタイトルになっている、SHOWの日程が決まりました。
6/25(日)、夕方頃からを予定しています。
場所はまだナイショですが、横浜です。
ROUROU中華街店からも、歩いていける距離にある会場を予約しました。
とても素敵なところですよ。
会場も、そこで発表される衣装も、それからお土産も、きっと楽しんで
いただけるものになると思います。
皆さんに喜んでもらえるイベントになるよう、スタッフ皆で協力し、
想い出に残るような、素敵な一日を作り上げていこうと思います!!

詳細については、少しずつサイトで紹介していきます。
みなさんお楽しみに!!
と言うわけで、とりあえず6/25の予定だけは(絶対に)空けておいて下さい!!
よろしくお願いします!!!

2006年05月13日

スタッフまちゃの代官山案内

シャツ一枚で家を出たら、思いのほか肌寒くて驚きました。
半袖でも汗ばむような陽気の日もあるかと思えば、ヒーターを
つける日もあったりして、この時期体調を崩しがちですよね。
みなさん、大丈夫ですか?

さて、ROUROUスタッフの『まちゃ』こと本(もと)が、今年の
2月に、代官山店への行きかたを日記で書いたところ、
とても好評で、わざわざプリントアウトして彼女の文章を
読みながら、お店まで来てくださる方がいらっしゃいます。
ただ、やはり文章で読むのではちょっとわかりずらいので、
が写真を撮って、彼女が自身の日記に補足しました。

「代官山店は見つけたときには、それだけで嬉しくなりますね」という
嬉しいご意見も頂きながらも、その一方で
「代官山店に行ったんだけど、見つけられず帰って来てしまいました」
という、残念なご意見も。
「隠れ家」がコンセプトの代官山店、スタッフ「まちゃ」の日記を見ながら
是非みなさんも探して行ってみてください。
初めて行くロウラーの人は、驚き感動があること間違いなしです!

スタッフ「まちゃ」の日記▼
『Let's代官山店♪』

2006年05月11日

ちょっと恥ずかしいハナシ

僕は男のくせに花の匂いが大好きです。
この時期、どこかの庭先にある、匂いのいい花を見つけると、
つい、近寄って嗅いでしまいます。
誰も見ていなかったら、ずっと嗅いでいたいくらいです。
(前世、蜂だったのでしょうか。。。?)

今は、ジャスミンの花がいい匂いですよね。
中華街の裏側にあるアトリエの窓からは、どこからともなく
ジャスミンの香りが漂ってきて、なんともいい気分になります。
(というか、惑わされてしまいそうです)

中華街はとても面白い街で、商住混在の街なんです。
つまり、ちょっと大きな通りに面した所にはお店があり、それ以外の
通りから中に入った場所はほとんどすべてが住居なんです。
狭い土地にビッシリ住居がひしめき、そんな家々の
ベランダからは派手な色の下着の隣に、スルメや不思議な
種類の魚の開きなどが、並んで長い洗濯竿に干されていて、
この季節、通りの喧騒をヨソに、庭先には色とりどりの
花が咲き、そこに小鳥がやってきます。

その風景はそのすぐ裏にある、大きな通りのきらびやかな
ネオンからは、まるで想像できない風景なんです。
それは中国のどこかの街の郊外の風景のようでもあり、
また、日本の懐かしい風景の様でもあります。

そんな中華街の裏庭にはいまジャスミンの花が満開なんです。
ジャスミンティーは、満開に花が咲くこの時期に花を摘み、
茶葉に加えてよく混ぜ、数時間ごとに花を入れ替える作業を
何回も何回も繰り返し、茶葉に香りを移して作ります。
高級なジャスミンティーになればなるほど、この作業を丁寧に
何度も繰り返します。

この時期になると、質の良いジャスミンティーを飲みたく
なるんですよね。
ROUROU中華街店の隣は中国茶専門店「悟空」さんです。
美味しいジャスミンティーを飲みに、みなさんも是非中華街に
いらしてください。
勇気のある人は、中華街の裏庭にも是非、足を踏み入れて
みてはいかがですか?


(僕の机の横にある、ジャスミンの花びらを入れたコップ)
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2006年05月09日

春なのに秋

今、僕たちは秋冬の商品の発注追い込みで、バタバタしています。
もうすでにデザインやそのシーズンの方向性などを決める、
企画自体はすべて終わったのですが、そのスタートは梅がやっと
咲いたくらいに始めました。
これから春がやって来ようとしているのに、もう雪の降る
風景を想像するんですから、結構大変です。

それでも僕たちの企画は遅い方で、気が早い人達なんかだと、
もう2008年の春夏の企画をとっくにし始めているんです。
それはまあ大げさな例ですが、それでもだいたいこの業界ですと、
例えば秋冬のコレクションはニューヨークなんかだと、もう2月に
入るとすぐに始りますので、それと比べれば、僕たちはやっぱり
ずいぶんのんびりしている方なんです。

いろんな準備もあるので、もう少し早いほうがいいとは思うんですが、
早ければいい、という訳でも無いと思うんですよね。
そのシーズン感じる雰囲気みたいなモノとか、お客様に提案したいモノ
とかコトは、その季節が近付かないと、なかなか捉えられないような
感じがするんです。
まだまだ、僕達の修行が足りないせいもあると思いますが。

もう少ししたら、少しずつお知らせしますが、実は秋冬の
ファッションショーの準備も、同時進行で始めています。
今年も皆さんに楽しんでいただけるように、いろいろ頭をひねって
いるところです。

お楽しみに!

2006年05月07日

俺達に日曜はない

日曜も、薄暗いアトリエでPCに向かっているボスです。
このゴールデンウィーク、みなさんいかがお過ごしでしたか?

中華街は、今年もすごい賑わいでした。
普段はあまり人気のない料理屋さんにも、長い行列ができ、
あまり笑顔を見ることの出来無い、そんなお店の店主の
ニコニコ顔も見ることができます。

ご存知の通り、お店をやっていると皆さんがお休みの時が
忙しいわけです。
ゴールデンウィークやお盆、お正月なんかは特に忙しいんですよね。
サラリーマンから自営業になって、しばらくの間は、みんなが
遊んでいるときに仕事をするのが、どうも損した気分だったんですが、
今は、むしろたくさんの方にROUROUを知ってもらえるチャンスだと
思い、週末や連休が来るのが楽しみになりました。

前にもお話しましたが、ROUROUを始めてから、僕たちは
ほとんどお休みがありません。
今年に入ってからは、少しはお休みできるようになって、
1ヶ月に1日くらいは、アトリエに行かない日もあるんですが、
そんな日も大抵、取引先のところに遊びに行ったり、市場調査をしたり
美術館やギャラリーに足を運んで、仕事に何かしら関連する事を
しています。

お休みがなくて、正直疲れる時もありますが、僕たちにとってROUROUは
ライフワークであり、今は僕たちのココロやカラダの一部みたいに
なっているので、ROUROUが休まない限り、僕たちも休みが無いわけです。
ROUROUは年中無休。だから僕たちも年中無休。

お休みが無くても、どんなに辛いときがあっても、「したい」事が
「出来る」って、幸せな事だなって思います。
そして、その環境を支えてくれているお客様やスタッフに感謝しています。

2006年05月03日

横浜の魅力

GWの中華街は、一年で一番の人出があります。
今年もたくさんの人で賑わっています。
獅子舞パレードがあった今日は、特に多くの人出があったようです。

街のはずれにあるROUROUにも、多くの常連さんに混じり、
初来店の観光客の方もたくさんいらっしゃいました。
今年のゴールデンウィークは、横浜エリアがディズニーランドに
増して、多くの人手が予想されているようですね。

横浜というのは面白い街だなー、とつくづく思います。
ROUROUがある、異国情緒あふれる中華街があって、その隣には
伝統と新しいトレンドが融合する元町があって、坂を少し上ると
閑静な住宅地に、景色のいい公園や、魅力的なレストランが
たくさんある山手地区があって、そこからはデートスポットで
有名な山下公園が見えて、その向こうにはみなとみらい地区が
あって、そのすべてが徒歩でも行ける距離にあるんですから、
外の人からみたら、余計に面白く見えるんでしょうね。

横浜に住んで、仕事を始めるまでは、横浜は都会的な
イメージしかなかったんですが、意外に自然も多く、水も
美味しいんですよね。
美味しいお店が多いのも嬉しいところです。

みなさんにとって、横浜の魅力って何ですか?

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2006年05月02日

代官山の灯り

代官山店に行ったことのある人は分かると思いますが、
代官山店はかなりマニアックなところにあります。
「あんなところにあって、よく商売続けられるね」と
よく言われます。

店の内装は中華街店と良く似ていますが、すでにROUROUに
馴染みのあるお客様しか来ない代官山店は、新規のお客様も
たくさん入ってくる中華街店とは、まったく違う環境です。
外からも見えないし、「まさかこんなところに?!」というような
ロケーションにあるので、最初はなかなか見つけられないと思います。
でも、見つけた人がちょっとワクワクするようなお店、知っている事を
自慢したくなっちゃうようなお店であったらいいな、と思っています。

僕が特に気に入っているのは、マンションのエントランスをくぐって
管理人のおじさんの横を通り過ぎ、曲がったところに現れる
長い長い廊下です。
左手に見える空き地の緑を見ながら、廊下の奥の奥まで進んで
行ったところに、ROUROU代官山店はあります。

その廊下が、夜はちょっと暗いので、▼のようなライトを作りました。
梅とカササギのデザインで作ってみたのですが、ちょっとかわいいでしょ?

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