2008.9.05
上重泰秀さん
TOPページが変わったのをみなさん、ご覧になられているかと思います。
今月中旬発行予定のカタログ撮影の際、カメラマンの上重泰秀さんが
撮ってくれたものです。
上重さんは86年に渡米し、20年近くニューヨークで報道カメラマンや、
コレクションなどを撮るファッションカメラマンをしていた人物です。
戦場の兵士のように走りながらカメラのレンズを次々変えて
シューティングをします。
構図の切り取り方が独特で、まるで写真から音が聞こえたり、
匂いが臭ったりしてくるような、リアリティのある写真を撮ります。
僕もマキも、そんな上重さんの写真が大好きです。
この上重さん、ニューヨークを舞台にした、有名な写真集を1冊リリースしています。
「NY崩壊―2001‐09‐11世界が変わった日」という本です。
2005年9月11日、上重さんはあの現場にいたのです。
現場から命からがら逃げ出してくる人たちの波に逆行し、崩壊する現場に
近づいて行ったそうです。
ほこりだらけになってうなだれる消防士は、あの時アメリカが感じた絶望感を
現しているようです。
巨大なビルが太陽を逆光に崩れていくシーンは、恐怖を感じるとともに
とても悲しく、しかし写真としてどこか美しくもあります。
そんな上重さんが9/11、「おもいッきりイイ!!テレビ」に、あの現場にいた
証人としてテレビ出演するそうです。
お昼すぎから、「きょうは何の日?」のコーナーで出演するそうです。
お時間ある方は、是非見てみて下さいね。
上重さん、経歴や作品は「先生級」なんですが、性格はとても気さくな人物。
TV番組「あいのり」が大好きで、ラーメン通の優しいおじさんです。
たまに言うアメリカンジョークに和ませてもらいながら、ご一緒させて頂いてます。
しかし、写真の構図にはかなりこだわりを持ってらっしゃるので、本番の数日前に
時間をかけて念入りに撮影候補地をまわり、仮撮影をします。
僕が構図の「アタリ」をつけるために、モデルのダミーとしてロケハンに
付き合うのですが、今回は天候の都合で使われないシーンが実に多かったです。
っていうか、ロケハンで撮ったカットのほとんどが使われませんでした…トホホ(涙)